GRAPEVINE Tour2019ツアーファイナル @Zepp Divercity Tokyoの感想

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GRAPEVINE

2019年6月28日、GRAPEVINEのワンマンライブに行ってきました。@Zepp Divercity Tokyo

セットリストと合わせて感想を載せています!

2019年2月6日発売の新作アルバム「ALL THE LIGHT」を引っ提げての全国ツアーのファイナル公演です!

 

新作「ALL THE LIGHT」のレビューはこちらにがっつり書いております!

GRAPEVINEの新作「ALL THE LIGHT」レビュー

 

今回、チケットの整理番号は118番とかなり早めな番号でしたので、西川さん側の3,4列目あたりをゲット出来ました。

西川さんのギターパフォーマンスを正面で拝みつつ、その奥に亀井さん、ボーカル田中氏を斜めに拝見するというポジションが好きですね。

会場に入ってあまりの尿意にトイレに駆け込まなかったらさらに前に行けたのでしょうが、これから3時間も生理反応に逆行し続けられる自信はありませんでしたのでこれで良かったのでしょう。。。

ツィッターにライブ前のワクワク感をつぶやいたり、東証の適時開示情報(株主優待の新設変更がないかどうか)を確認したりしているうちに定刻になり、場内が暗転しました!

 

ライブの感想

(カッコ内はリリース年と収録アルバムです)

01.こぼれる (19′ ALL THE LIGHT)
オリジナルメンバーの3人だけで登場して披露。西川さんのギターが冴え渡っていましたが、ドラムのアレンジが好みとは合わず、個人的には、ギタージャンボリーの田中氏独り相撲の時のパフォーマンスのほうが痺れたかな。

02.Alright (19′ ALL THE LIGHT)
金やん、高野さんが合流し、5人で奏でられるアンサンブル。原曲よりもタイトなリズム、グルーヴが出ててかなりロックンロールしてました。想像以上に良かった。

03.FLY (07′ From a smalltown)
間髪入れずに西川さんの飛び跳ねるようなギターイントロ。この流れ良かったなぁ。

04.Reason (04′ Everyman, everywhere)
アウトロはかなり長尺のセッション。セッションというより、サウナで繰り広げられるドMな我慢大会のようで。個人的にはWilcoのMisunderstoodを思い起こしました。

05.雪解け (19′ ALL THE LIGHT)
素晴らしかった!

田中氏の優しさと力強さといとしさと切なさと心強さが織り混ざったあの天にも届くかのような歌声はなんだろうか。そして繊細かつ有機的な、音像に息吹きを感じさせる演奏。この曲は、これからもライブで度々キーポイントとして差し込んでほしい曲です。夏の逆襲や、Silveradoのように。

06.Asteroids (19′ ALL THE LIGHT)
高野氏のシンセが原曲と違ったテンポで唯一浮いているように感じたけれど、あれは意図的だったのだろうか。それはともかく、音像にズブズブと飲み込んでいく様は圧巻でした。間奏のギターイントロは西川氏の独壇場で、彼のバイン節とでも言うべき手癖に惚れ惚れです。

07.リトル・ガール・トリートメント (00′ Here)
何気にライブで聴くのは初めてだったかもしれません。元々そんなに好きなタイプの曲ではないのですが(ごめんなさい)、人気の高い曲ですよね。歌詞の内容からして女性ファンにはたまらないんだろうなぁ。

08.Big tree song (15′ Burning tree)
これは何といっても、金やんの鉄琴が見所でしたね。鉄琴の叩くばちを両手に持ちながらベースを弾き続ける人を初めて見ましたよ。ラストまで叩くからずっと棒持ってなきゃいけないという。ツボでした。

09.スカイライン (05′ deracine)
原曲よりもどっしりとした重めのドラムで、よりバンド感が出ていて新鮮でしたね。

10.ミチバシリ (19′ ALL THE LIGHT)
新作の中で一番遊びの多いアレンジに仕上がってましたね。生き生きしてましたね、田中氏。

11.弁天 (19′ ALL THE LIGHT)
中盤の間奏はかっこ良かったけど、他の新作曲と比べると、原曲を忠実に再現するレベルにまで引き上げた、という印象でした。サビの迫力がもう一つだったような。これは原曲が出来すぎていて、ライブで演奏するのが大変そうだなと思いながら見ていました。

12.開花 (19′ ALL THE LIGHT)
田中氏の多重エフェクターによる独りゴスペル。あれ面白そうだったな。QUEENを挟んでの開花へ。キムタクばりに原曲をこねくり回した歌い回しで(もっと良い例えがありそうだけど)
田中氏と亀井さんの二人だけステージに残ってたけど、亀井さんは何をしていたんだろう?精神統一?

13.夏の逆襲 (11′ 真昼のストレンジランド)
数年前に野音で聴いたときも素晴らしかったけど、なんだろう、本当に響いてきたな。サビに入る度に二重、三重と、どんどん音像が重なっていき、終わりまでもつれ込んでいく演奏に、呆然としてしまい、気付いたら涙が出ていました。すごく、「生命」を感じました。今回のライブの個人的ハイライトでした。

14.Era (19′ ALL THE LIGHT)
夏の逆襲で茫然自失のところに、この曲です。呑気にマラカス振ってる高野さんを見ていたら(ご本人は呑気ではなかったと思うけど)、心を裸にされた状態で、温かいお風呂に入ってほぐされているような感覚で聴いていました。

此処に居ていいんだよ、と言われているような、安心感で満たされているような感じで、観客みんながコーラスする場面も、ボーッとしてしまっていました。

15.Good bye my world (03′ イデアの水槽)
Eraで多幸感溢れる演出を魅せた後、ここでさらにガラッと世界観が変わりました。この曲は何度聴いても後半のアレンジにはグッときますね。

16.I must be high (07′ From a smalltown)
少し懐かしい曲が続きます。個人的には、もう少しアップテンポな曲と続けて挟み込んでくるほうが良かったかな。。

17.刺に毒 (07′ From a smalltown)
懐かしい曲が続きますね。女性ファンには人気が高いのかな?美メロな曲です。西川さんのサビでのハモり、良かったな~。

18.God only knows (19′ ALL THE LIGHT)
原曲よりもテンポを遅くしていたのは意外でしたが、よりアヴァンギャルドな感じが出ていたかもしれません。間奏のベースがカッコいいんですよね、トレブルをかなり効かせていて暴れ馬のように蠢くベースラインが好きです。
中盤はドラムソロも織り交ぜたりしてかなりアレンジを加えていましたが、若干中だるみして迫力にかけていたかなと感じました。個人的にはテンポを早く、よりタイトにして、間奏部分はYOROIのようにゲストを呼んでパーカッションを多用しても面白かったんじゃないかと。

19.光について (99′ LIFETIME )
前曲から間髪入れずに入ったため若干唐突感がありましたが、次の曲とセットでやるには仕方がない位置だったのかな。
しかしこの終盤で緊張感持ってがっつり歌い切らなきゃいけない曲をセレクトするのは並大抵のボーカルには出来ないんじゃないだろうか。がっつり歌い切るあたり、本当にすごいボーカリストだなと思います。

20.すべてのありふれた光 (19′ ALL THE LIGHT)
光についての後にこの曲を演る意味があるのだと思います。全てを包み込むような田中氏の歌声が響き渡り、本編を優しく締めくくってくれました。

アンコール

21.Reverb (00′ Here)
アンコールに応えてメンバーが登場し、田中氏のゆるーいMCの後、そんじゃ、アンコールやりますか!とつぶやきざまにいきなり
「イカれていく身体~♪」
と歌い始める。そりゃあ興奮します!懐かシングルReverb!
(実際には「惹かれていく身体~♪」だけど、そうとしか聴こえない汗)

22.smalltown,superhero (07′ From a smalltown)
歌詞のテーマからも、完成度の高さからも、アレンジが練られていてアンコールで聴くにはもったいない曲でしたね。個人的にはもう一つの「Era」を感じました。

23.少年 (05′ deracine)
この曲も同じく、本編に入れてもらいたいぐらい、今回のツアーによく合う曲だと思いました。本編に収まりきらなかった、もう一つの「すべてのありふれた光」を感じました。

24.Arma (17′ Roadside Prophet)
ラストはアルマ。すっかり大団円感を感じる曲になりましたね。本人たちもやってて気持ちが良いんだろうなぁ。

 

まとめ

総括的な感想としては、やはりツアーファイナルということで、新作からの曲たちは再現度が高く、手練れたものに仕上げてきており、流石バイン、期待を裏切らないライブでしたね。

特に雪解けの瑞々しくも訴求感のある歌声と音像には圧倒されましたし、Alrightでのロックンロール、ミチバシリでのこねくり回した遊び心など、見どころは多かったです。
開花、夏の逆襲、Eraの流れがライブ本編のハイライトと感じました。私の感情は完全に裸にされましたし。。

一方で、ライブ終盤はもう少し盛り上がる曲があっても良かったかなと。これまでのツアーファイナルといえば3,4曲くらい立て続けにアッパーな曲を叩き込んできた印象なので、これで終わりなんだな、というファイナルらしく燃え尽きた感じがしなかったかな。

でも、新作の「光」をテーマにすることで、しっとり爽やかに締め括ることになったのは当然の帰結だったのかもしれませんね。

 

セットリスト

(カッコ内はリリース年と収録アルバムです)

01.こぼれる (19′ ALL THE LIGHT)
02.Alright (19′ ALL THE LIGHT)
03.FLY (07′ From a smalltown)
04.Reason (04′ Everyman, everywhere)
05.雪解け (19′ ALL THE LIGHT)
06.Asteroids (19′ ALL THE LIGHT)
07.リトル・ガール・トリートメント (00′ Here)
08.Big tree song (15′ Burning tree)
09.スカイライン (05′ deracine)
10.ミチバシリ (19′ ALL THE LIGHT)
11.弁天 (19′ ALL THE LIGHT)
12.開花 (19′ ALL THE LIGHT)
13.夏の逆襲 (11′ 真昼のストレンジランド)
14.Era (19′ ALL THE LIGHT)
15.Good bye my world (03′ イデアの水槽)
16.I must be high (07′ From a smalltown)
17.刺に毒 (07′ From a smalltown)
18.God only knows (19′ ALL THE LIGHT)
19.光について (99′ LIFETIME )
20.すべてのありふれた光 (19′ ALL THE LIGHT)

En.
21.Reverb (00′ Here)
22.smalltown,superhero (07′ From a smalltown)
23.少年 (05′ deracine)
24.Arma (17′ Roadside Prophet)

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました!

GRAPEVINEのライブ鑑賞遍歴はこちらにまとめています。よろしかったらこちらも合わせてどうぞ!

GRAPEVINE ライブ鑑賞遍歴