【前編】上から目線で振り返る、2019年に出会った邦楽TOP10

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CDレビュー

 

今年も残りあとわずかとなってきました。
あっという間ですね。

 

育児を始めて1か月が経ち、時にはなかなかうまくいかないこともありまして、

ちょっと気晴らしにと、今年2019年に出会った音楽を上から目線で振り返ってみたいと思います。。。

 

育児に真剣に向き合うことはとても大事なことで、私は育児休職を半年間取得して妻と力を合わせて育児に取り組む力の入れようなのですが、

6ヶ月間の育児休業を取得するに至った経緯

日々100%向き合い続けるのはなかなかしんどいもので、やはり何かしらの気晴らしは必要だと思うのです。

私にとってそれは散歩だったり、株だったり、音楽だったりするのですが、

たまにはそういった気晴らしを取り入れながら、毎日子どもとポジティブな気持ちで向き合っていきたいと思っています。

 

子どもが寝静まった頃合いを見計らって、今年出会った音楽を振り返りながらつらつらと書き始めてみると、

気が付けば駄文を重ねに重ねてしまったので、2回に分けて書きなぐりたいと思います。

個人的音楽偏向の強い記事で、思ったことを素直に書いていますので不快に思われたりお気に召さない方もいるかもしれませんが、ストレス解消も兼ねて書いていますので、「あぁ、子育て大変なんだなぁ・・」と慮っていただけると幸いです。

 

では個人的な、2019年に出会った邦楽TOP10を載せていきます。なお、ほぼ今年発売された新譜からピックアップしていますが、中には過去の作品も含まれておりますのでご了承ください。(あくまで今年出会った音楽という条件で選んでいます)

 

以下、アーティスト 「曲名」(収録作品)の順に記載します。

No.10 サカナクション 「忘れられないの」(『834.194』収録 2019年)

サカナクション、昔むかしにデビューアルバム『GO TO THE FUTURE』を聴いてみたものの、当時はピンと来ていませんでした。

「エレクトロニックとロックの組み合わせにハイトーンボイスが交じればそれはもうAPOGEEで十分じゃないか」

と思っていたのです。なぜAPOGEEと重ね合わせてしまったのか、恥ずかしくてもう知る由もないのですが、私の聴き違いだったのでしょうね。当時はAPOGEEが大好きだったのです。今や活動休止してしまいましたが・・・。

サカナクションは破竹の勢いで人気バンドになっていき、あまのじゃくな私は、人気に火がついたバンドにはなぜか後追いする気も無くなってしまうので、私の中でのサカナクションは、デビューアルバムの印象から変わることはありませんでした。

それが、久々の新譜発売ということでメディアの露出も増え、私にもあの曲が耳に入ってくるようになりました。

そう、「忘れられないの」ですね。

80年代のJ-POPに敬意を表するかのようにふんだんにオマージュされたザ・ポップスソング。耳に残るメロディーですね。ミュージックビデオも当時の時代背景を捉えており、現在のミュージックシーンにおいては真新しさも相まって、プロモーションとしてもこの楽曲を世に広めるのに絶大な効果を発揮したのだろうと思います。

私にとっては今のサカナクションを知るきっかけともなり、忙しい日常を過ごす中でもまさに「忘れられない」1曲となりました。

No.9 中村佳穂 「GUM」(『AINOU』収録 2019年)

次に、中村佳穂です。

今年2019年2月から3月に行われたGRAPEVINEとのツーマンライブで知るきっかけともなったアーティストです。

GRAPEVINEはSomething specialと銘打って度々新進気鋭のアーティストとのツーマンライブを企画しており、今年はそのお相手が中村佳穂だったわけですが、以前にはSuchmosと、もっと昔にはSuperflyなどとも同様のツーマンをしていたことがあります。ここに名を挙げたアーティストのほうが人気知名度ともに名を馳せている状態をGRAPEVINEの皆さんがどう感じているかはさておき、中村佳穂もすでに新木場コーストのワンマンライブを成功させているなど人気急上昇中ですね。

彼女が世に出している作品は未だ少なく、『AINOU』というアルバム1枚ぐらいしかありませんが、その1枚で彼女の際立った個性がこれでもかと堪能することができますね。誤解を恐れずに言えば、聴く者を選ぶ、非常にエッジの効いた作品だと思います。そして恐ろしいことに、アルバムは単なる音源の一つなんだと思わせるほどに、ライブでのインプロビゼーションは凄まじいものがあります。私は動画でしかライブの様子を拝見したことがないのですが、実際のライブハウスで彼女の本当の姿がお目にかかれるのでしょう。

しかしながら、そのあまりの芸術性の高さは、聴く者を選ぶことにつながるわけで、リスナーにもそれ相応の「受け皿」が必要になると思われます。私が感じている中村佳穂の良さは、あくまでその「うわずみ」部分に留まっており、好きな1曲を挙げるとすれば、『AINOU』の中で最もキャッチーと感じている「GUM」を挙げさせていただきます。

ミュージックビデオも公開されラジオでも頻繁に耳にしていた「きっとね」も、なかなか才能に溢れまくったグルーヴで、聴き過ぎると酔ってしまいそうなので、私としてはもう少しさらっと、何度でも聴きやすく噛み応えのある「GUM」のほうが好きです。

GUM
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No.8 Nulbarich 「Super Sonic」(『Blank Envelope』収録 2019年)

Nulbarichは、デビューアルバム『Guess Who?』のクオリティが素晴らし過ぎて、その反動もあって、それからリリースされる楽曲がどうも私にはスケールが大きすぎてピンと来ず、下降線をたどるように熱が下がってしまっていました。

今年発売された『Blank Envelope』も正直なところ同じような感想を抱いているのですが、その中の「Super Sonic」という曲からは、Nulbarichの新たな展開を感じ取れて久々にグッときました。

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No.7 Anly 「Venus」(『LOOP』収録 2018年)

Anlyは、沖縄出身20代の若い女性アーティストですが、ループペダルを駆使したライブパフォーマンスで注目を集めていますね。私は今年2019年3月に東京・両国国技館で行われたTOKYO GUITAR JAMBOREEで初めて彼女の存在を知りました。

TOKYO GUITAR JAMBOREE 2019の感想

透き通る中にも芯の強い歌声と、ループペダルを自在に使いこなし、ボーカルもその場で多重録りで重ね合わせて響かせるパフォーマンスには目を見張るものがありました。

そのイベントのお目当ては田中和将(GRAPEVINE)の貴重な弾き語りだったのですが、竹原ピストルや奥田民生といった実力派も集う中で、イベント初っ端で登場した彼女のパフォーマンスは大金星といっても良かったかもしれません。

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No.6 iri 「Shade」(『Shade』 収録 2019年)

iriはデビューアルバムからその歌声に魅了されっぱなしなのですが、今年発売された『Shade』では楽曲の幅、曲調にさらなる広がりを感じました。

iri の新作「Shade」レビュー

ですが、個人的には今までの楽曲の路線を踏襲した曲調のほうが好みではあります。そういう意味では、このアルバムの中では「cake」という曲がこれまでの延長線上にあるようなメロディーラインと、iriの歌声と楽曲のアレンジとのバランスが絶妙に仕上がっている名曲と感じています。

表題曲の「Shade」は大沢伸一プロデュースらしく今までにないダークサイド寄りな仕上がりで新鮮味を感じますが、「cake」のような曲もこれからもっと聴きたいなと、期待したいところです。

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というわけで、TOP10のうち前編として先ず5アーティストの作品を振り返ってみました。どこかで共感される方がいらっしゃったら嬉しいですが、どうでしょうね。

今回はここまでになります。育児がんばります。

お読みくださりありがとうございました。

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